2016年7月13日水曜日

まちなか元気ステーションは厚生文教では大筋合意へ

ちょっと遅くなりましたが、7月7日(木)の厚生文教常任委員会の報告です。
主に何度か議論しているまちなか元気ステーションについてでした。

整備に関わる参考価格の提示


前回は、新築と改築とでどれくらい予算が変わってくるのかわからなければ判断しかねるとの意見があり、参考価格を出すように町部局に求めていました。

MiOにはいる場合の賃借料は、年間で1,200万円程度で協議中との説明でした。
整備に関わる工事費は新築の場合で1.6億円から2億円だそうです。改築の場合は4,000万円程度ですので、交通の便のいい既存施設の活用が望まれます。

見取り図の改善案


複数の委員よりいくつか指摘されていた図面に対する改善点を踏まえた叩き台が提出されました。私から指摘した点はこちらの過去記事からご覧になれます。

職員と利用者がお互いすっかり見えてしまう状況に関しての改善例として、写真のような適度な環境を整える状況が示されました。

「ルーバー」と呼ばれる目隠し壁

また子どもが店舗側へ飛び出してしまうことを防ぐ安全性確保のために、キッズコーナーへも同類の壁の設置例が示されました。

子どもの動きも確認できる高さの壁

議会で承認があった上で具体的な基本設計を委託するため、これらはあくまで他地域の整備事例の紹介ですが、このような形であればいくつか指摘された問題点は解決されそうですね。

概ね委員の間で議論はされ、これ以上の異論もなく会派持ち帰りとなりました。
特に問題なければ当委員会としては次回で審議を終え、総務産業建設常任委員会へ渡し、商工の視点から議論される予定です。
私としては問題点があるならばもちろん指摘して議論すべきですが、厚労省への補助金申請の時期もあるため、なるべく速やかに議会として承認すべきと考えています。

浦河高校通学費補助の請願取り扱い


6月議会で請願のあった浦河高校通学費補助について、委員会としてどう取り扱うか話し合い、まずは紹介議員より詳しく説明を聞くことで合意しました。
詳しい内容はまた委員会で取り上げられた際に報告します。

天草市への表敬訪問及び行政視察


昨年浦河町の町政100周年に合わせて、あらためて熊本県天草市(旧河浦町)と友好都市になりました。議会としても、表敬訪問及び行政視察を検討していましたが、4月に発生した熊本地震により見送りとなっていました。

先方は地震被害は少なかったものの観光客減少の影響があり、年内の訪問を打診されていたようです。調整の結果、11月中旬に天草市へ伺うことになりました。
私としては全国的な話題にもなった商業者支援拠点Ama-biZ(アマビズ)の現状と課題に大変関心がありますので、そのあたりのお話を伺えればと思っています。

- 年俸1200万公募の天草市・Ama-biZ、初月は目標を大きく上回る上々の滑り出し