2016年9月6日火曜日

高校生が自ら学び、遊び、働ける環境は?「うらコン」はこのまま?次の議会で2件を質問

9月13日(火)から議会です。
今日はその一般質問の発言通告書提出の締切りでした。今回は2件を予定しています。

一件目は、この夏町内の一次産業の現場でお手伝いしてきた経験を元に主張をまとめました。

この夏は昆布漁の「おかまわり」やいちご収穫をお手伝いしました

賛否あるテーマだと思います。
しかし、せっかくヨソモノが議員になったので、賛否くらい起こるような提案をしなければ意味がないのではないかと思います。
当たり前と思ってることを変えればよくなることもあるはず。これを機会にもっと多くの方に考えていただきたいです。

高校生が自ら学び、遊び、働ける環境づくりを


当町の基幹産業である一次産業の現場では、人手さえあれば一層の増収や産業を持続可能なものにできる。特に夏季の特定の時間に労働力が不足している。収穫量や品質の低下にも影響しており深刻だ。

高校生が働けば、地域産業を学ぶ機会になり、事業者にとっては労働力が確保され、そのその給金で地域経済へ貢献も期待できる。
しかし、現場は市街地から遠く、公共交通もなく、現実的に通うことが難しい場合もある。
二輪等の免許取得を許可すれば、こうした地域課題の解決になるのではないか。

さらには通学の足や遊び場へのアクセスが可能になり、親や学校に頼ることなく広大な浦河の自然、魅力を自ら知ることもできる。
自主性が育まれ、送迎する親の負担は減り、卒業後に地域を離れても浦河を誇りに感じ、広く世に伝えてもらうことも期待できる。

1.夏いちごの生産や昆布漁の現場において、労働力不足だと認識はあるか。高校生に期待する以外に、その課題解決の具体的方策はあるのか。

2.浦河高校生が免許は許可されないのはなぜか。その経緯と背景は。またそれを今、町としてどう考えるか。

3.免許取得やバイク通学について、地域の実状に合わせた判断をすべきとの声も高まっているが、当町としてはどう考えているか。都市部に比べても、許可によるメリットは大きいのではないか。

4.公共交通の視点からみても、JR日高線の復旧問題や通学費助成の請願、デマンドバス等、浦河町内外を取り巻く現状を踏まえれば、高校生が自ら交通手段を確保することも一つの解決方法ではないのか。

5.免許取得は法律で認められており、危険なら交通安全教育を徹底し、暴走行為は取り締まれば良い。安全も大事だが、過保護では人は育たない。子どもたちの自主性も大事だと思うが、当町の教育方針としてどちらをより重視していく考えか。


以上です。みなさんはどう思いますか?

二件目は、いわゆる「うらコン」事業についてです。
参加者からはそれなりに評価され、実績もあるのですが、もう少し細かくあり方を改良していくべきと思っています。

出会い交流・結婚支援のあり方は


当町が進めている男女の出会い交流や結婚支援の事業は一定の成果を挙げているが、一度参加しても「次は参加しない」そもそも「参加したくない」という声もある。
今後の制度のあり方について、町の見解を問う。

1.かつて実施したグリーンパートナー事業は好評だったと聞いているが、その実績と終了した理由は。

2.現在の出会い交流支援事業の目的、実績、参加者や参加したくない方の声を踏まえた事業のあり方の問題点はどう把握しているか。

3.特に真剣にパートナーを探している方の中には、不特定多数が出会いを求めて集まる場を嫌がる方もいる。男女関係はプライバシーにも関わるデリケートな問題。
そうした事情に配慮し、出会い事業だけでなく、見合い事業や仲人事業といったタイプの事業実施の予定はないのか。


以上です。
私の順番は中ほどなので、出番は2日目の14日(水)になるかと思います。