2018年6月7日木曜日

チャーチルと映画館大黒座の話

昨夜大黒座で「ウィンストン・チャーチル / ヒトラーから世界を救った男」を観てきました。
端的に、大変おもしろかったです。

自動ドアが壊れがちな夕方の大黒座

チャーチルといえば、英仏連合軍がナチスの猛攻によって海岸際に追い詰められ、あわや全滅の危機だったところを、小型民間船を大量に動員してドーバー海峡を渡り救出するダイナモ作戦、そしてそれに続くヒトラーとの徹底抗戦を決断する稀代の政治家です。
そのあたりを描いた映画「ダンケルク」(大好きなクリストファー・ノーラン監督作品)も素晴らしかったですね。

映画チャーチル、何が面白かったのでしょうか。

自らの責務としてどう決断すべきか


チャーチルは自ら組閣した戦争内閣において、首相でありながら唯一ヒトラーとの交渉に反対し、徹底抗戦を主張します。
しかし、あまりにも強い政敵の交渉推進論に判断を迷い、最後までどちらが最良の選択か、悩み抜きます。
交渉に入ることが、英国首相の私としての責務なのであろうか。
そう自問自答します。

実際に私も一議員(ペーペーではありますが)として、議会という自治体の最高意思決定機関において、反対の意思を表明することは大変な勇気のいることだということを日々実感しています。
本当に反対すべきなのか。
今、やらないより、やったほうがいいことなのか。
このまちのために、今、それはなされるべきことなのか。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それが問われてこその議会だと私は考えています。

全員一致で賛成が望ましいと言われている(少なくともそう思われている)議決の場、つまり最終的な意思表明の場で反対することは、問題となる明確な論点の提出と説得力をもったスピーチが求められるでしょう。
しかも、それは基本的にたったひとりでつくらなければなりません。
何回か議決の場で反対したこともある立場として、何かしら共感するものがあったのでしょう。

ちなみに映画ではチャーチルは、民衆や閣外の大臣に現状と悩みを率直に話し、自分はどうすべきか問います。答えは交渉破棄で一致。
互いに共振しあい、よく言えば鼓舞され、悪く言えば扇動され、全面対決に臨むことになります。
名場面でした。

言葉で未来に立ち向かう仕事


また、今の時代からは絶賛されるチャーチルですが、その当時においてはそれが本当に正しい選択なのかはまったくわからないものでした。
当時の閣僚からは単なるヒロイックな理想論者の無礼で傲慢な老政治家という評価だったようです。

未来のことは、誰にもわかりません。
しかし政治家の仕事は言葉によって未来を切り拓くことなのだということ、今の時代に評価されることと未来において評価されることはまったく別のことなのだということ、そうした大切なことをあらためて認識させられました。

大黒座について少し


今年で創業100年を迎える大黒座。
この前の「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の上映に続き政治の映画が続きました。
また最近では、トラというやんちゃな猫の台頭により、大人気の看板猫チビを追いやることでその存在感を増すなど、こちらの政局も余談を許さない現状です。

台頭してソファに君臨するトラ

影響力を失いつつあるチビ

このあとの作品は話題の「スリー・ビルボード」やキルギスの馬のお話「馬を放つ」など目白押しで、楽しみです。


2018年6月5日火曜日

未来図ニュースvol.5完成。次の会は6/14(木)ふれあい会館で開催!

「未来図をつくる会」は次が6回目。
なんと一年も折り返しですね。うーん、早すぎですよね...
5回目はみなさん都合がつかなくて10人くらいでしたが、かえって密度の濃い話ができたのではないでしょうか!

未来図ニュース第5号、完成!


4回目は「誰もがすみやすいまち」「次世代に残したいものがある」の本質的な問題を明らかにして、その解決策を考えました!
時間も短い中、どこまで話せたでしょうか?
というわけで、第5号の未来図ニュースをどうぞ!

第五号はハマナスっぽい色合いであしらわれています

「誰もが住みやすいまちを考えたけど、解決策までは難しかった...
課題は、町内外の公共交通と、通信環境の整備と大きくふたつかな。
車が運転できなくても、持っていなくても住めたり、離れて住んでても気軽にコミュニケーションがとれると安心だと思うな。」

「大切なものを次世代に残すには、町外の人にも「浦河を使ってもらう」ことが大事。解決策は、ずばり体験移住環境の整備。
友人も浦河行きたいけど交通の便が悪くて現実に来れないって。
だから最初は公共交通と思ったけど、それより申し込んでるけど来れない体験移住希望者の受け入れからはじめるべきかなって。」

何が一番重要な問題なのか、しっかりを考えられていました。
参加者は移住者やUターンの方が多いので、浦河を外からみる視点が影響してるかもしれませんね。

さあ、ここで3つの浦河の未来に望むことについて、ひと通り考えることができました。
ここからは、この望むことと、自分を結びつけることに取り組んでいきます。

自分が今やってることや、これからやろうとしていることは、未来に望むことと、どのようにつながっているでしょうか?

6回目は6月14日(木)19時からふれあい会館です。

未来図をつくる会は毎月第二木曜日に実施します。(変更の場合もあり)
お茶を飲みながらお菓子を食べながら「ああだよねえ」「こうだよねえ」といいながら少しずつ未来図をつくっていきますよ。
興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

未来図をつくる会 vol.6
日時:2018年6月14日(木)19:00~20:30
場所:浦河町ふれあい会館(東町かしわ3丁目1-1)
料金:300円(茶菓子代)

 お問い合わせ・お申込みはFacebookイベントページか、メールでどうぞ。


2018年5月5日土曜日

未来図ニュースvol.4完成。次回は5/17(木)ふれあい会館で開催!

「未来図をつくる会」も次でなんと5回目です。
4回目は10人くらいしか来られないかな?と思っていたらやっぱり20人くらいに。
また盛り上がりましたね!

未来図ニュース第4号、完成!


3回目までは浦河の強みをもっと活かす方策が色々とでてきました。
4回目は「誰もがすみやすいまち」「次世代に残したいものがある」について考えました。
何がいちばん重要な課題なのでしょう?

というわけで、第4号の未来図ニュースをどうぞ!

未来図ニュースvol.4は桜をあしらって春仕様です

「学校や映画館、JRもなくなっちゃいそうだけど...利用者を浦河のひとだけと想定しちゃってるかも?」
「歳をとると生活で不安や心配がたくさん。具体的には交通やインターネット利用、病院や介護の現状かな?」
「障害があると働く場所や医療環境、まわりからの視線が大変だよね。地域を含めた支援体制かな」
「ヨソから浦河来るとどこで何ができるのか全然わからない。町丸ごと新入生歓迎会みたいなのがあるといいね!」
「子どもの数少なくなると友達の家やお店まで遠いよね。アクセスしやすい気軽な居場所がないことが課題かなあ」

みなさんの実感とくらべていかがでしょうか?
「ここだけやれば!」という大事な課題がちょっとみえてみたのではないでしょうか。

ただ、まだ詳しくわからないこともありそうです。
なので、次までにもう少しまちの現状を調べてきましょう!
5回目は5月17日(木)19時からふれあい会館です。

未来図をつくる会は毎月第二木曜日に実施します。(変更の場合もあり)
お茶を飲みながらお菓子を食べながら「ああだよねえ」「こうだよねえ」といいながら少しずつ未来図をつくっていきますよ。
興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

未来図をつくる会 vol.5
日時:2018年5月17日(木)19:00~20:30
場所:浦河町ふれあい会館(東町かしわ3丁目1-1)
料金:300円(茶菓子代)

 お問い合わせ・お申込みはFacebookイベントページか、メールでどうぞ。