議会の議決を要する案件ではないので、今回はいくつか質疑が交わされて終了です。
まだ納得のいかない点もありますが、前回の委員会で指摘した点がいくつか改善されていました。既存事業の延長線上にある目標もあれば、かなり踏み込んだ目標もあります。
町のウェブサイト上では最終案は公開されていないようですので、簡単に基本数値目標とKPI(重要業績評価指標)の一覧を転載して報告とさせていただきます。
個別事業の羅列は長すぎるので省略した点、ご了承下さい。
1.競争力のある産業振興による活力あるまちづくり
いちご生産額:2億396万円 → 4億3,0000万円
新規雇用者数: ― → 50人
新規創業件数: ― → 10件
(1)第一次産業の振興
① 新規就農者数:1.4人/年 → 4組/年
② 給食での地場産物利用率:33%/年 → 38%/年
③ 商品開発数:1.2件/年 → 2件/年
(2)新たな観光産業の振興
① 地域DMOの設立:0件 → 1件
② 着地型・体験型観光による入込者数:41人/年 → 60人/年
③ 着地型・体験型観光参加者リピート率:30%/年 → 45%/年
(3)浦河産品の付加価値向上と消費拡大
① 地域優良品認証数: ― 件/年 → 10件/年
② 商品開発数:1.2件/年 → 2件/年
(4)人材・後継者の育成
① 新規就農者数:1.4組/年 → 4組/年
② 新規就漁者数:2人/年 → 5人/年
(5)創業・起業支援と雇用の拡充
① 新規創業件数: ― → 2件/年
② 新規雇用者数: ― → 5人/年
2.潜在価値と魅力を活かした選ばれるまちづくり
転入者数:715人 → 950人
交流人口数:3,324人 → 5,000人
(1)移住・二地域居住の促進
① うらかわ生活体験滞在延日数:3,617日/年 → 4,654日/年
② 移住者数:11.4人/年 → 17人/年
(2)交流人口の増加促進
① 合宿入込数:2,635人/年 → 4,000人/年
② 外国人宿泊客数:253人/年 → 380人/年
(3)体験交流人口の増加促進
① 農林漁家民泊者数:267人/年 → 300人/年
② 乗馬療育利用者数:407人/年 → 620人/年
(4)浦河応援団の獲得
① ふるさと納税額:2,725千円/年 → 300,000千円/年
② ふるさと住民票登録者数: ― → 60人/年
3.子育て世代を支える優しいまちづくり
出生者数:106人/年 → 80人/年
合計特殊出生率:1.33 → 1.40
子育て環境に関する満足度:33% → 60%
教育に関する満足度:47% → 70%
(1)結婚・定住支援の拡充
① 年間結婚数:145件/年 → 130件/年
② 新規雇用者数: ― → 5人/年
(2)子育て支援の充実
① 子育て相談支援事業利用者数:4,318人/年 → 4,500人/年
② 子育て支援住宅建築数: ― → 6戸
(3)仕事と子育てが両立できる環境づくり
① 延長保育利用者延数:568人/年 → 693人/年
② 放課後児童保育利用者延数:21,936人/年 → 22,000人/年
(4)教育の充実
① 全国学力・学習状況調査:全道平均点以下 → 全道平均点以上
4.安心と連携で支えるまちづくり
社会減少数(転出-転入):156人 → 115人以下
暮らしやすい町に関する満足度:28% → 60%
町民活動に関する満足度:18% → 40%
広域連携に関する満足度:14% → 30%
(1)安心な暮らしの確保
① 介護施設新規雇用者数: ― → 2人/年
② 街路灯のLED化率:4.9% → 100%
(2)資源の有効利用と環境にやさしい地域づくり
① 空き家利活用率: ― → 30%
② オフセット・クレジット販売量:44t/co2/年 → 66t/co2/年
(3)地域情報化の推進
① Wi-Fiステーション新規設置数: ― → 20件/年
(4)まちづくりへの住民参加の促進
① 若者によるまちづくり提言の実現: ― → 1件/年
(5)広域的な地域間連携の促進
① 地域間連携事業による交流人数: ― → 100人/年
【留意事項】
1.各自治体ごとに数値目標の設定と達成努力が国より課せられています。
2.基準数値はおおむね平成26年であり、目標は平成31年におけるものです。
3.基準数値のないものは新規事業ないし新規の統計把握によるものです。