全国二番目のエゾヤマザクラ
浦河のJRA敷地内にある通称「百年桜」もそのひとつ。
なんと全国でも二番目の幹周りを誇るエゾヤマザクラだそうです。
9月21日(木)に林活議連(森林・林業・林産業活性化浦河町議会議員連名)で優駿さくらロードを視察した際、講師の樹木医金田正弘さんに教えて頂きました。
樹木医金田さんのわかりやすいご説明 |
ちなみに一番は室蘭の幌萌にある桜。
幹周りが4.3mもあるそうです。こちらの記事(室蘭の桜の名木2選!草原に咲き誇る崎守の1本桜 & 幌萌の大山桜)からご覧になれます。
桜だけじゃない浦河の樹木の価値
さらにすごいのは桜だけじゃないようです。
カシワやカスミザクラも道内でトップクラスの数と規模とのこと。
「これだけゴロゴロたくさんあるから素通りしちゃうけど、こんな太さのカシワって珍しいんですよ」
金田さんの説明に、同行した議員や職員も驚きの連続です。
他には、世界でも珍しい白のナナカマドまであります。
英国や中国にもあるらしい白のナナカマド |
まだまだ見出せていない価値が浦河にはたくさんあると痛感しました。
専門家と歩くと、普段の景色がまったく違ってみえるから不思議です。
桜は樹木の中でも特に傷に弱く、維持補修が肝心です。
地域によっても特徴が異なり、専門性が要求されます。
見頃には各地からファンが訪れる浦河の桜。次の世代へ大切に継いでいきたい浦河の自慢の宝ですね。
JRAさんも金田さんのアドバイスを時々受けて、樹木の手入れをしていただいているとか。地域の魅力向上への貢献に感謝です。
今は苫小牧に居住しながら全道各地の樹木をみている金田さん。引退したらこの宝だらけの浦河に住めないかと画策しているそう。
ぜひ住んでいただいて、地域内外の方たちを対象に浦河の樹木ツアーをしていただきたいところです!